やさしい手のひら・前編【完結】
凌の隣でホッとする時間を過ごした
「大丈夫か?」
「うん?凌がいたから怖くなかったよ。私、克服できたかな?」
「多分もう大丈夫だな」
もうこれであの日のことは忘れよう
私が思い出すたび凌を悲しませる
凌を悲しませたくない
思い出しそうになった時は凌の温もりを思い出そう
そう決心した
「眠たい?」
ベット中で凌が言った
「まだ眠くないかな」
「もう少しで入学式だな。俺達、高校生だぞ。なんかあっという間だよな。今度こそは同じクラスだといいな」
「そうだね。同じクラスになれるかな。楽しみ。制服もかわいし、早く高校行きたい」
「由里もいるし、坂下もいるし、みんな一緒でよかったよね」
私達はこれから行く高校の話で盛り上がった
「大丈夫か?」
「うん?凌がいたから怖くなかったよ。私、克服できたかな?」
「多分もう大丈夫だな」
もうこれであの日のことは忘れよう
私が思い出すたび凌を悲しませる
凌を悲しませたくない
思い出しそうになった時は凌の温もりを思い出そう
そう決心した
「眠たい?」
ベット中で凌が言った
「まだ眠くないかな」
「もう少しで入学式だな。俺達、高校生だぞ。なんかあっという間だよな。今度こそは同じクラスだといいな」
「そうだね。同じクラスになれるかな。楽しみ。制服もかわいし、早く高校行きたい」
「由里もいるし、坂下もいるし、みんな一緒でよかったよね」
私達はこれから行く高校の話で盛り上がった