やさしい手のひら・前編【完結】
夏休みということでとても混んでいた

レーンが空いているか探している時

「あ…凌と坂下いる」

この前一緒にいた女達だ。私は見てしまった

しかも凌は女の肩に手を乗せ楽しそうにしている

「!」

凌が私に気付いた。慌てて手をよけ走ってこっちに来た

「亜美来てたのか?」

「本郷あんた何やってんの!」

由里が怒って大声を出した

「いや、たまたま会って・・・」

「また誤魔化すの?」

「凌、話しがあるから外に来て」

凌は一瞬寂しそうな顔したけど私は怯まなかった



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