やさしい手のひら・前編【完結】
「凌、私達別れよう」
凌が突然のことで驚いている
「ただ遊んでただけじゃん」
「私知ってるんだ。凌が学校休んで誰といたか。見たんだよね。もうあの時から私の気持ちは決まってたのかもしれない」
「あれは慎と飲みに行って、そこで知り合って・・」
「じゃあなんで用事って嘘つくの?今だって一緒にいるじゃん」
「亜美が冷たいから…」
「私が冷たいと他の女といるの?私がそんなことしたら凌どんな気持ちになる?」
「もう・・信じられ・・ない」
私は何が切れてしまい、涙が止まらなくなった
「俺は別れない」
「私は凌の都合のいい女じゃない。もう悩むのも泣くのも嫌なの…」
凌は俯いたまま何も言わない
「今日で1年ってこと知ってた?」
凌はハッとした
「知ってたらここにはいなよね。凌の気持ちはそんなもんなんだよ」
「亜美、考え直して」
「凌言ってることとやってることが矛盾してる」
「俺、亜美が俺と別れるはずがないって自信持ってて、自惚れてた」
今更そんなこと言うの?私は凌のなんなの?
「凌、ばいばい」
私は凌の目見てはっきりと言った
凌が突然のことで驚いている
「ただ遊んでただけじゃん」
「私知ってるんだ。凌が学校休んで誰といたか。見たんだよね。もうあの時から私の気持ちは決まってたのかもしれない」
「あれは慎と飲みに行って、そこで知り合って・・」
「じゃあなんで用事って嘘つくの?今だって一緒にいるじゃん」
「亜美が冷たいから…」
「私が冷たいと他の女といるの?私がそんなことしたら凌どんな気持ちになる?」
「もう・・信じられ・・ない」
私は何が切れてしまい、涙が止まらなくなった
「俺は別れない」
「私は凌の都合のいい女じゃない。もう悩むのも泣くのも嫌なの…」
凌は俯いたまま何も言わない
「今日で1年ってこと知ってた?」
凌はハッとした
「知ってたらここにはいなよね。凌の気持ちはそんなもんなんだよ」
「亜美、考え直して」
「凌言ってることとやってることが矛盾してる」
「俺、亜美が俺と別れるはずがないって自信持ってて、自惚れてた」
今更そんなこと言うの?私は凌のなんなの?
「凌、ばいばい」
私は凌の目見てはっきりと言った