やさしい手のひら・前編【完結】
「亜美ぃ~」
由里が来た、私の隣に座り健太くんに挨拶をした
「昨日のライブどうだった?」
「聞いて由里。もうねぇ、
最高に良かったの。私感動して泣いちゃったよ」
「私も今度行きたーい」
「由里ちゃんも見においで。今週の土曜日もまたあるから」
健太くんが言うと、由里は目をキラキラさせて
「ほんとですかぁ。嬉しいー」
そんなことを話していると
「わりー遅くなった」
と、祐介くんが現れた
うん?由里の動きが止まって、祐介くん見つめている
「あっ、由里。こちらドラムの祐介くん。で、私の小学校からの親友で由里です」
私は2人の自己紹介をした。祐介くんが恥ずかしそうに
「あっどーも」
なんかいい感じで私も嬉しくなる
「俺と健太だけ彼女いねーの」
と祐介くんが言った
「学くんと龍くんはいるの?」
私は健太くんに聞いた
「うん、学なんて中学から付き合ってるんじゃねぇか。龍はあの通りでよく女が変わるな」
「へーそうなんだ」
「由里ちゃんはいないの?」
祐介くんが由里に聞いた
「はい、いません。この間別れました」
由里の言葉がなんだか私には痛かった
お互い同じ日に別れ、同じ辛さをした
今度こそ由里には幸せになってほしい
「新しい恋をしなよ。そのための別れだろ」
健太くんはご飯を食べながら由里に言った
でもその言葉は私にも言っているように聞こえた
由里が来た、私の隣に座り健太くんに挨拶をした
「昨日のライブどうだった?」
「聞いて由里。もうねぇ、
最高に良かったの。私感動して泣いちゃったよ」
「私も今度行きたーい」
「由里ちゃんも見においで。今週の土曜日もまたあるから」
健太くんが言うと、由里は目をキラキラさせて
「ほんとですかぁ。嬉しいー」
そんなことを話していると
「わりー遅くなった」
と、祐介くんが現れた
うん?由里の動きが止まって、祐介くん見つめている
「あっ、由里。こちらドラムの祐介くん。で、私の小学校からの親友で由里です」
私は2人の自己紹介をした。祐介くんが恥ずかしそうに
「あっどーも」
なんかいい感じで私も嬉しくなる
「俺と健太だけ彼女いねーの」
と祐介くんが言った
「学くんと龍くんはいるの?」
私は健太くんに聞いた
「うん、学なんて中学から付き合ってるんじゃねぇか。龍はあの通りでよく女が変わるな」
「へーそうなんだ」
「由里ちゃんはいないの?」
祐介くんが由里に聞いた
「はい、いません。この間別れました」
由里の言葉がなんだか私には痛かった
お互い同じ日に別れ、同じ辛さをした
今度こそ由里には幸せになってほしい
「新しい恋をしなよ。そのための別れだろ」
健太くんはご飯を食べながら由里に言った
でもその言葉は私にも言っているように聞こえた