やさしい手のひら・前編【完結】
私達はお風呂から上がった
「亜美、ケーキあるんだぞ」
「ほんと?食べたい」
「待ってろよ」
健太くんはキッチンへ行き、準備をしてくれた
「うわぁ、おっきいー」
2人で食べるにはかなり大きく、高そうなケーキだった
健太くんはこんな立派なマンションに住んでいる
それも一人で。親がお金持ちなのかな?
健太くんのことを余りにも知らずにいた
ロウソクに火をつけようとしている健太くんに私は聞いた
「ねぇ、健太くんのおうちはお金持ち?」
「は?どうした急に」
「だって、一人暮らししてるし、こんな立派なマンションに住んでるし…」
健太くんは
「あとからちゃんと話すな」
私の頭を撫で、そう言った。私もそれ以上聞くことをしなかった
「よし、いいぞ。亜美、フッーして」
「えー一緒にしようよ」
「じゃ、一緒にするか」
私と健太くんはソッと近付き、『せーの』と言い合い、2人でロウソクを消した
そして近づいたまま私達は唇を重ねた
「亜美、ケーキあるんだぞ」
「ほんと?食べたい」
「待ってろよ」
健太くんはキッチンへ行き、準備をしてくれた
「うわぁ、おっきいー」
2人で食べるにはかなり大きく、高そうなケーキだった
健太くんはこんな立派なマンションに住んでいる
それも一人で。親がお金持ちなのかな?
健太くんのことを余りにも知らずにいた
ロウソクに火をつけようとしている健太くんに私は聞いた
「ねぇ、健太くんのおうちはお金持ち?」
「は?どうした急に」
「だって、一人暮らししてるし、こんな立派なマンションに住んでるし…」
健太くんは
「あとからちゃんと話すな」
私の頭を撫で、そう言った。私もそれ以上聞くことをしなかった
「よし、いいぞ。亜美、フッーして」
「えー一緒にしようよ」
「じゃ、一緒にするか」
私と健太くんはソッと近付き、『せーの』と言い合い、2人でロウソクを消した
そして近づいたまま私達は唇を重ねた