やさしい手のひら・前編【完結】
「Blacksのボーカル、健太です」
そう言った瞬間、会場がすごい声援だった
「えー今年初めてのライブで、今年も頑張って俺ららしく行くんで、今年もよろしくっ」
健太くんが言い終わったと同時に演奏が始まった
ステージに立っている健太くんはやっぱりかっこ良くて、
いつ見ても私はキュンときてしまう
ここから見ていると、
手の届かない人になってしまったようで少し寂しい気がしたけど、
私は歌っている健太くんも大好きだ
MCに入りメンバー、一人一人がマイクを持ち、いろんな話をした
健太くんは何をしゃべるのかと思ったら、
「正月に彼女の実家に呼ばれて、初めてのご対面でめちゃくちゃ緊張しました。でもすんげぇ、いい人達で安心して彼女の膝の上で寝てしまって…朝起きたら一人で爆睡してたみたいで、彼女に可哀想なことをしてしまって…そんな正月を過ごしてました」
また私をヒヤヒヤさせる健太くん。恥ずかしくなって下を向いたら
「亜美、ごめんねぇ」
一瞬のうちに私の名前が呼ばれ、
私は焦ってしまい思わず健太くんの顔を見てしまった
すると、みんな私に集中して後ろを向いていて、
私は動けなくなってしまった
また健太くんにやられてしまった
顔から冷や汗が出てくるし、心臓はドキドキだし、
由里と咲ちゃんは爆笑してるし、
赤面がなかなか治まらなかった
そう言った瞬間、会場がすごい声援だった
「えー今年初めてのライブで、今年も頑張って俺ららしく行くんで、今年もよろしくっ」
健太くんが言い終わったと同時に演奏が始まった
ステージに立っている健太くんはやっぱりかっこ良くて、
いつ見ても私はキュンときてしまう
ここから見ていると、
手の届かない人になってしまったようで少し寂しい気がしたけど、
私は歌っている健太くんも大好きだ
MCに入りメンバー、一人一人がマイクを持ち、いろんな話をした
健太くんは何をしゃべるのかと思ったら、
「正月に彼女の実家に呼ばれて、初めてのご対面でめちゃくちゃ緊張しました。でもすんげぇ、いい人達で安心して彼女の膝の上で寝てしまって…朝起きたら一人で爆睡してたみたいで、彼女に可哀想なことをしてしまって…そんな正月を過ごしてました」
また私をヒヤヒヤさせる健太くん。恥ずかしくなって下を向いたら
「亜美、ごめんねぇ」
一瞬のうちに私の名前が呼ばれ、
私は焦ってしまい思わず健太くんの顔を見てしまった
すると、みんな私に集中して後ろを向いていて、
私は動けなくなってしまった
また健太くんにやられてしまった
顔から冷や汗が出てくるし、心臓はドキドキだし、
由里と咲ちゃんは爆笑してるし、
赤面がなかなか治まらなかった