やさしい手のひら・前編【完結】
「行っておいで。毎日いてもいいわよ~」
「うん。わかったぁ」
すぐ上に上がって
「健太くーん、お母さんいいって。毎日でもいいよって」
「なんだそれ?」
健太くんがちゃんと笑ってくれている。それだけで私は嬉しいんだ
「着替えいっぱい持っていこう」
私は大きいバックに一週間分の荷物を詰め込んだ
「亜美、マジでうちから学校行くの?」
「うん、だめ?」
「俺はいいけどよ。ほんとにいいって言ったのか?」
「言ったよ!今、行く時聞いてみてよ」
不安そう顔をして
「俺は嬉しいよ。でも亜美んちがさ・・・」
「ほら、準備出来たから行くよ」
今日は私が健太くんの手を引っ張った
「お母さん行ってくるねー」
「健太くん、亜美泊まってもいいのかしら?」
「僕はかまわないですけど、ほんとにずっといていんですか?」
「健太くんがいいならうちは何ヶ月でもいいのよ、フフフ」
「ほら言ったでしょ」
「あの、では今月いっぱい居させて下さい」
お母さんに頭を下げて健太くんはお願いした
「健太くん頭あげて。亜美が幸せそうだから私はそれでいいと思ってるの。一時期、入院したり落ち込んだりして、私でも笑わせられなかったのに健太くんは亜美を笑顔にしてくれたの。だから感謝してるわ。亜美が一緒にいたいと思ったなら、私は何も言うことはないわ。ただ迷惑だったらちゃんと亜美に言ってね」
お母さん・・・・
「僕も亜美がいないとだめなんです。亜美がいなくなったら、俺生きてけません。大袈裟かもしれないですけど、自分より大事なんです」
「亜美を大切にしてくれてありがとうね。亜美をよろしくね」
泣きそうになったけど目の中で涙を押さえた
「じゃあ行って来るね。なんかあったら携帯に連絡してね」
健太くんはまた頭を下げ、二人で外に出た
「亜美はお母さんに愛されているんだな」
「うん。明日からずっと一緒だぁ」
私は嬉しくてピョンピョン跳ねた
「ちゃんと勉強もすれよ」
「うん」
「うん。わかったぁ」
すぐ上に上がって
「健太くーん、お母さんいいって。毎日でもいいよって」
「なんだそれ?」
健太くんがちゃんと笑ってくれている。それだけで私は嬉しいんだ
「着替えいっぱい持っていこう」
私は大きいバックに一週間分の荷物を詰め込んだ
「亜美、マジでうちから学校行くの?」
「うん、だめ?」
「俺はいいけどよ。ほんとにいいって言ったのか?」
「言ったよ!今、行く時聞いてみてよ」
不安そう顔をして
「俺は嬉しいよ。でも亜美んちがさ・・・」
「ほら、準備出来たから行くよ」
今日は私が健太くんの手を引っ張った
「お母さん行ってくるねー」
「健太くん、亜美泊まってもいいのかしら?」
「僕はかまわないですけど、ほんとにずっといていんですか?」
「健太くんがいいならうちは何ヶ月でもいいのよ、フフフ」
「ほら言ったでしょ」
「あの、では今月いっぱい居させて下さい」
お母さんに頭を下げて健太くんはお願いした
「健太くん頭あげて。亜美が幸せそうだから私はそれでいいと思ってるの。一時期、入院したり落ち込んだりして、私でも笑わせられなかったのに健太くんは亜美を笑顔にしてくれたの。だから感謝してるわ。亜美が一緒にいたいと思ったなら、私は何も言うことはないわ。ただ迷惑だったらちゃんと亜美に言ってね」
お母さん・・・・
「僕も亜美がいないとだめなんです。亜美がいなくなったら、俺生きてけません。大袈裟かもしれないですけど、自分より大事なんです」
「亜美を大切にしてくれてありがとうね。亜美をよろしくね」
泣きそうになったけど目の中で涙を押さえた
「じゃあ行って来るね。なんかあったら携帯に連絡してね」
健太くんはまた頭を下げ、二人で外に出た
「亜美はお母さんに愛されているんだな」
「うん。明日からずっと一緒だぁ」
私は嬉しくてピョンピョン跳ねた
「ちゃんと勉強もすれよ」
「うん」