やさしい手のひら・前編【完結】
「健太くん起きて!ねぇ、健太くん!」
なかなか起きてくれなくて私は
「健太!起きろ!」
と、怒ってみた
「はい」
ガサッ
布団の上に座った
「ほら、時間だよ。起きて」
「あっ、亜美だ」
「寝呆けてないで早く」
「さっき、健太って…」
「起きないから呼んでみた」
「超嬉しいんだけど」
は?朝から何を言ってるのかわからなかった
「これからそうやって呼んでほしい」
プイ、っと横を向き照れている顔を隠そうとした
「け~んた」
「ほら健太こっち向いて」
「あーもういい。ほら準備するぞ」
私をベットに置いたまま先に行ってしまった
照れ隠しのためいなくなったんだろう
それから学校へ行く準備をした
「亜美、今日もかわいい」
「ありがと、健太」
自分からそう呼べと言っておきながら慣れないせいか顔を赤くする
「よし、もう出るぞ。あっ、亜美これ。うちのカードキー。亜美にも渡しておくわ」
「えっーいいの?」
「なんかあった時のために持ってれ」
「うん、ありがと」
よしよしと私の頭を撫で私達は学校へ向かった
カードキーが嬉しくて、大事にお財布の中へ閉まった
なかなか起きてくれなくて私は
「健太!起きろ!」
と、怒ってみた
「はい」
ガサッ
布団の上に座った
「ほら、時間だよ。起きて」
「あっ、亜美だ」
「寝呆けてないで早く」
「さっき、健太って…」
「起きないから呼んでみた」
「超嬉しいんだけど」
は?朝から何を言ってるのかわからなかった
「これからそうやって呼んでほしい」
プイ、っと横を向き照れている顔を隠そうとした
「け~んた」
「ほら健太こっち向いて」
「あーもういい。ほら準備するぞ」
私をベットに置いたまま先に行ってしまった
照れ隠しのためいなくなったんだろう
それから学校へ行く準備をした
「亜美、今日もかわいい」
「ありがと、健太」
自分からそう呼べと言っておきながら慣れないせいか顔を赤くする
「よし、もう出るぞ。あっ、亜美これ。うちのカードキー。亜美にも渡しておくわ」
「えっーいいの?」
「なんかあった時のために持ってれ」
「うん、ありがと」
よしよしと私の頭を撫で私達は学校へ向かった
カードキーが嬉しくて、大事にお財布の中へ閉まった