やさしい手のひら・前編【完結】
凌は私の右側に来て、そっと手を繋ぐ
「車が突っ込んで来たら危ないから、お前は俺の左側な」
そう言った
昨日も凌は私の右側にいた
私を大切に思っていてくれていることが嬉しい
「凌、また背伸びた?」
私の目線がかなり上にある
「180ぐらいかな?」
「私が158だから、20cm以上も差があるんだね」
「あっ、でもまだ伸びてるから」
「亜美はそのままでいんだよ」
凌がそう言ってくれた
「うん」
私は笑顔で頷いた
「車が突っ込んで来たら危ないから、お前は俺の左側な」
そう言った
昨日も凌は私の右側にいた
私を大切に思っていてくれていることが嬉しい
「凌、また背伸びた?」
私の目線がかなり上にある
「180ぐらいかな?」
「私が158だから、20cm以上も差があるんだね」
「あっ、でもまだ伸びてるから」
「亜美はそのままでいんだよ」
凌がそう言ってくれた
「うん」
私は笑顔で頷いた