やさしい手のひら・前編【完結】
「ほら、なっ」

健太が私を見て笑った。自分ではわからないい、そう思った

「健太が2週間後いなくなるから、たっぷり歌ってもらわないとな」

みんな嫌味をこめて笑った

「おー」

そう言い、みんなリハーサル室へ入って行った

「いや~亜美すごいことになったね」

「なんか信じられないよね」

「お土産よろしくぅ」

「はいはい」

「咲ちゃんに全部任せていんですか?」

なんでもかんでも任せていいのだろうか、と思い咲ちゃんに聞いた

「何、言ってんのよ!私が勝手に送ったんだから、最後まで私が責任持つから安心してねっ」

私に笑顔を向けてくれたので安心した

「なんだか新婚旅行になりそうだね~」

「ありえないよー」

由里はまた私を冷やかしヘヘヘと笑っていた

なんだか忙しい春休みになりそうだな

2週間後がとても待ち遠しかった



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