やさしい手のひら・前編【完結】
ご飯を食べて、プリクラを撮った
撮りたくない凌を無理やり撮らせた

プリクラを半分ずつに分けて、携帯にプリクラを貼っていると凌が

「俺も」

と言って貼りだした

チラッと見たら携帯の待ち受け画面が私の写真になっていて

「凌、携帯見せて」

「うん?」

この写真は由里が写した写真だった

「俺が佐藤に頼んだの、亜美の写メくれって」

恥ずかしくて顔が赤くなる

「やだその写メ、違うのに変えて」

「俺、気に入ってんだけど」

「だってそれ1年以上前のだよ!髪短いし黒いし」

私は必死に言った

「わかったから、落ち着け」

凌は笑いながら

「あとでちゃんと2人で写真撮ろうな」



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