やさしい手のひら・前編【完結】
私達はマックを食べ、公園を散歩し、
昨日は家に帰らなかったということで夕方には家へと帰って来た
「ただいま」
バタバタバタ
茶の間の方からスリッパの音が聞こえた
お母さんだ
「あんた、ちゃんと本郷くんのうち挨拶してきたの?」
えっ?怒られるんじゃないの?
「家の人誰もいなくて、誰にも会えなかった」
「まったくもう、今度はうちに泊まりに来てもらってね」
怒られると思っていたのに、お母さんは怒らなかった
部屋に入り、昨日からのことを考えてみた
あまりにも衝撃的なことがいっぱいで顔が緩んでしまう
首筋に手をやり鏡を見てみると、
凌がつけたキスマークが赤くなっていた
考えると、とても恥ずかしくなり、
でも嬉しくて…凌は何をしているのかなぁ、と携帯のプリクラを眺めた
昨日は家に帰らなかったということで夕方には家へと帰って来た
「ただいま」
バタバタバタ
茶の間の方からスリッパの音が聞こえた
お母さんだ
「あんた、ちゃんと本郷くんのうち挨拶してきたの?」
えっ?怒られるんじゃないの?
「家の人誰もいなくて、誰にも会えなかった」
「まったくもう、今度はうちに泊まりに来てもらってね」
怒られると思っていたのに、お母さんは怒らなかった
部屋に入り、昨日からのことを考えてみた
あまりにも衝撃的なことがいっぱいで顔が緩んでしまう
首筋に手をやり鏡を見てみると、
凌がつけたキスマークが赤くなっていた
考えると、とても恥ずかしくなり、
でも嬉しくて…凌は何をしているのかなぁ、と携帯のプリクラを眺めた