やさしい手のひら・前編【完結】
放課後になり、帰る支度をしていると、廊下に凌と坂下の姿が見えた
坂下も由里を待っているようで
「亜美、私は慎と帰るから、これからは本郷がいるから一人じゃないね」
そう言って亜美は坂下の所へ行ってしまった
「帰ろ」
私は凌の方へ向かった
「行くぞ」
凌は一言だけ言い、廊下で私の手を握った
恥ずかしい。絶対私の顔は赤いはずだ
下駄箱で一旦、手を離しお互いの靴を取りに行った
入口ではすでに凌が待っていて、すぐ私と手を繋ぎ
「逃げるなよ」
と笑った
「逃げないよ、ひどーい」
そんな会話をして私達は学校から外へ出た
「どっか寄る?」
凌が私を見ながら行った
「用事ないから、別にどっか寄ってもいいよ」
「そっか、じゃあゲーセン行こう」
「うん」
坂下も由里を待っているようで
「亜美、私は慎と帰るから、これからは本郷がいるから一人じゃないね」
そう言って亜美は坂下の所へ行ってしまった
「帰ろ」
私は凌の方へ向かった
「行くぞ」
凌は一言だけ言い、廊下で私の手を握った
恥ずかしい。絶対私の顔は赤いはずだ
下駄箱で一旦、手を離しお互いの靴を取りに行った
入口ではすでに凌が待っていて、すぐ私と手を繋ぎ
「逃げるなよ」
と笑った
「逃げないよ、ひどーい」
そんな会話をして私達は学校から外へ出た
「どっか寄る?」
凌が私を見ながら行った
「用事ないから、別にどっか寄ってもいいよ」
「そっか、じゃあゲーセン行こう」
「うん」