やさしい手のひら・前編【完結】
「亜美ちゃん、かわいいこと言うねぇー」

そう言った瞬間

凌は私の腰に手を回し、顔を傾け私の唇にキスをした

「亜美…」

凌は私の名前を呟きながら、私達は何度もキスをした

私の唇から凌の唇が離れたと思ったら、
凌が突然私の制服のブラウスのボタンを外しだした

「凌ちょっと待って」

息が荒くなっている私は凌の手首を掴んだ

「黙って」

「だって」

私はどうしたらいいのかわからなくて…

凌の顔は私の鎖骨の下の方にある

ブラがかすかに見えているけど、それ以上は見えていない

「凌…」

「…」

「もういいよ」

何がいいのか、わからなく自分で胸の方を見てみた

すると3つほど赤い印がある
しかもくっきりと赤くなっている

「亜美は俺のだから」

凌はクスッと笑った



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