やさしい手のひら・前編【完結】
誕生日の2日前、私の家まて送ってくれる途中

「土曜日さ、泊まり大丈夫?」

「うん、お母さんに言ったらいいよって言ったよ」

「そっか、よかった。夕方にうち来て。俺迎えに行くわ」

「うん、わかった。私なんか持って行く物ある?」

「なんもいらねぇよ。亜美だけでいい」

私だけって…どういう意味で言ってるのか
凌を見てみると、ニコニコ笑っていた


家の前に着き、私達はいつものようにキスをして別れた



< 55 / 387 >

この作品をシェア

pagetop