あたしの初恋
本日の花火は終了致します


「終わっちゃったねー」
「うん、帰ろっかあ」
「そだねっ。ぢゃあ壮介またねーっ!」
「おう!帰ったらメールしろよっ」
「はいはいっ当たり前☆」


あーあ、結局あたし何だったんだろ---
でも、大地君と話せてよかったあ
また話したいなっ


「真理ちゃん!!」
「えっ?」

大地君があたしに声をかけた

「あのさ、もし良かったらメールしようよっ!アドレス教えてくれない?」


あたしは驚いた
まさか今日初めて話した相手にそんなことを言ってくるなんて思っていなかったから、戸惑ってしまった。

「だめかなあ;;」


だけど、、大地君と話している時間は本当に楽しかったから--


「うんっ☆いいよっ」
「まじ??よっしゃ(笑」
「帰ったらメールすんね!」




そのときはただ純粋にその言葉が嬉しかったんだあ-


あの時花火を一緒に見た相手が大地で良かったって凄い思うよ??
初めてだったのに大地の優しさが感じられて
大地と接することが出来て嬉しかった

でも。あたしはバカだから大地のこと好きなんだって気づかなかったんだよね
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