everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜
大地「始めるか」


言うと
武道館の真ん中まで行き
腰の竹刀を抜き、構えた

大地「来い…白石敢!!!」

敢「ちょっ…待て俺とあんたが戦う理由なんて…」

大地「はたしじょう……読んだろ?」

敢「………」

敢は無言で部室に入り竹刀を取り
構えた

大地「貴様が勝てばシューズを返そう
貴様が負ければ……」

大地は一度輪を見
また敢を見て言った

大地「貴様が負ければ……貴様の鞄に付いているキーホルダーを貰おう」

増田と敢「はっ?」

5人の緊張が一気に無くなる

敢「えっ?キーホルダーなんかでいいの?
俺は命を…」

大地「生徒会長のガーディアンとて命までは取らん」
敢「なら、やるよ」

と敢はキーホルダーを鞄から外し
大地に差し出す

大地「お、俺ではない」

と指を指した方は輪だった
敢「ほらよ、生徒会長」


生徒会長に向けて投げる
輪は両手でそれをキャッチし
まるで小さな子供見たいな純粋な目でそれを見つめる
大地「白石敢……シューズだ」

と大地は敢にシューズを投げる

遼「一件落着……かな?」
敢「帰るか」


5人は帰ろうとした
< 63 / 80 >

この作品をシェア

pagetop