everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜
【約束】
増田はゆっくりと目を開けた

増田「………」

誰かが運んでくれたのだろう
いつの間にか自分の部屋にいた

時刻は
昼の2時

母「勇太〜?敢君達がお見舞いに来てくれてるわよ」
ガチャっと入って来たのは
気まずい顔をしている
敢と明日香

いつも通りの
牧原

部屋が隣なのに何故かいる仙次

案外意外な
遼と霊

がいた


増田「………よぉ
お前ら……学校は?」

仙次「今日日曜日だ…」

増田「……そか……」

牧原「元気かい?」

牧原にしては珍しく
無理に笑ってる

増田「見ての通り
死にそうなくらい元気じゃない」

霊「………帰る」

と霊は部屋を出ようとする
ガシッ!!

遼が霊の肩を掴む
霊は少し考えゆっくりと遼の手を掴み落とし
部屋を出た

遼「待てよ、霊」


遼は霊を追った

山吹「俺もそろそろ……部活戻るわ」

牧原「あ〜、なんか買ってくるよ!敢君何飲みたい?明日香は?増田は?えぇい適当に買ってくる!!!!」


牧原と仙次も部屋を後にした

増田の部屋には
増田、敢、明日香の三人になった

増田は敢の顔を見るとため息をし言った

増田「今日はボケないのか?」

敢「そんな気分じゃねぇよ……」

増田「………大地から……聞いたんだな……」

明日香「………コレ」

明日香は輪から渡された厚い封筒を増田に渡した
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