いちごケーキ



母さんのそんな言葉を後に俺はリビングを追い出された。



っていうか、麗奈の話ってなんだよ?



階段をできるだけゆっくり登りながら考える。



あたしの恋の邪魔しないで!!…とか?



…充分ありえる。



そんな考えを膨らませていると、部屋の前に到着。



自分の部屋に入るのに緊張するってどんだけだよ…



はぁー…



俺は小さく溜め息をついて、ドアノブに手をかけた。



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