極悪彼氏
あたしの顔をのぞき込む元カノに血の混じったツバを吐きかけた。
「汚っ…。もういい、好きにして」
「だから捨てられんだよ!!」
「うるさいっ!!」
「アンタなんかよりあたしの方が100倍マシだからっ!!」
次の瞬間、前にコタローにされたみたいにボタンが飛んだ。
3人がかりで押さえつけられたら身動きすら取れない。
好きな人にしか見せたくないのに。
お兄ちゃんが自分を大事にしろって言ってた意味が、今になってわかったよ…。
「琥太郎のネックレスっ…」
「やめ…やめてっ!!これだけはっ!!」
「似合わないから捨てといてあげる」
ニコッと笑った元カノがネックレスに手をかけた。
お兄ちゃんっ大切にするって約束したのにっ…。
ごめんなさいっ…。
壊されると思った時、すごい音と共にドアが飛んできた。
「なんだよっ!!」
「俺の…返せよ」
「お前っ小田切 琥太郎っ…」
「何してくれてんだコラ…」
なんでコタローっいるの…。
「汚っ…。もういい、好きにして」
「だから捨てられんだよ!!」
「うるさいっ!!」
「アンタなんかよりあたしの方が100倍マシだからっ!!」
次の瞬間、前にコタローにされたみたいにボタンが飛んだ。
3人がかりで押さえつけられたら身動きすら取れない。
好きな人にしか見せたくないのに。
お兄ちゃんが自分を大事にしろって言ってた意味が、今になってわかったよ…。
「琥太郎のネックレスっ…」
「やめ…やめてっ!!これだけはっ!!」
「似合わないから捨てといてあげる」
ニコッと笑った元カノがネックレスに手をかけた。
お兄ちゃんっ大切にするって約束したのにっ…。
ごめんなさいっ…。
壊されると思った時、すごい音と共にドアが飛んできた。
「なんだよっ!!」
「俺の…返せよ」
「お前っ小田切 琥太郎っ…」
「何してくれてんだコラ…」
なんでコタローっいるの…。