極悪彼氏
だけど今までは誰でもよかった。
今は夢羽がいい。
ってか、夢羽しかいらねぇ。
殴られて切れた目の上の傷にキスした。
もっともっと俺の中に取り入れたい気分。
俺で狂っちまえ…。
「コタっ…」
「何もしねぇよ…」
「うん…」
背中に回ってくる小さい手は暖かい。
もっと俺にくっつけ。
俺しか見なくていい。
夢羽の全てになりたい。
「明日から学校行きたくないなぁ~…」
「あの女のことは気にすんな」
「うん…」
「もうお前に手は出させねぇ」
「コタロー…」
クリーニングに出していた血塗れだった夢羽の制服を取りに行き、帰る前に着替えた。
消えたと言っても、痣は残ってる。
俺がやらなきゃいけないケジメだ。
「送る。被れ」
「バイクで行くの?」
「ゲンジと違って安全運転だ」
夢羽の頭にメットを乗せた。
顔が小さいので、乗ってるメットがキノコみてぇ…。
今は夢羽がいい。
ってか、夢羽しかいらねぇ。
殴られて切れた目の上の傷にキスした。
もっともっと俺の中に取り入れたい気分。
俺で狂っちまえ…。
「コタっ…」
「何もしねぇよ…」
「うん…」
背中に回ってくる小さい手は暖かい。
もっと俺にくっつけ。
俺しか見なくていい。
夢羽の全てになりたい。
「明日から学校行きたくないなぁ~…」
「あの女のことは気にすんな」
「うん…」
「もうお前に手は出させねぇ」
「コタロー…」
クリーニングに出していた血塗れだった夢羽の制服を取りに行き、帰る前に着替えた。
消えたと言っても、痣は残ってる。
俺がやらなきゃいけないケジメだ。
「送る。被れ」
「バイクで行くの?」
「ゲンジと違って安全運転だ」
夢羽の頭にメットを乗せた。
顔が小さいので、乗ってるメットがキノコみてぇ…。