極悪彼氏
お弁当を手に、いたる場所を回ってもケンカばっかりで落ち着かない。
なのでこの学校でいちばん安全なとこにやってきた。
「タバコ臭っ…。何?この部屋」
「コタロー達が使ってる部屋~」
「勝手に入っていいの?」
「いいよ、たぶんまだ戻らないし」
コタローとゲンさんがいつも座ってるソファーでお昼ご飯。
話してみたくなったのに学校に来なかったから…。
「学校嫌いなの?」
「嫌い。昔から友達とかできないし。集団生活に不向きなんじゃない?」
「あたしも友達いな~い」
「中学ん時のコは?」
「みんな部活とかやってるし、あたしは有名な小田切 琥太郎とつながってるしで…疎遠になっちゃった」
「気の毒」
「でもあたしが自分から選んだことだから後悔してないよ~」
お兄ちゃんの心残りを晴らすために突っ走ったあたしは周りなんか見えてなかった。
だから友達も離れて行っちゃったのかな…。
寂しいけど…カケルとかモヒ君とかは友達だって言ってくれたから。
なのでこの学校でいちばん安全なとこにやってきた。
「タバコ臭っ…。何?この部屋」
「コタロー達が使ってる部屋~」
「勝手に入っていいの?」
「いいよ、たぶんまだ戻らないし」
コタローとゲンさんがいつも座ってるソファーでお昼ご飯。
話してみたくなったのに学校に来なかったから…。
「学校嫌いなの?」
「嫌い。昔から友達とかできないし。集団生活に不向きなんじゃない?」
「あたしも友達いな~い」
「中学ん時のコは?」
「みんな部活とかやってるし、あたしは有名な小田切 琥太郎とつながってるしで…疎遠になっちゃった」
「気の毒」
「でもあたしが自分から選んだことだから後悔してないよ~」
お兄ちゃんの心残りを晴らすために突っ走ったあたしは周りなんか見えてなかった。
だから友達も離れて行っちゃったのかな…。
寂しいけど…カケルとかモヒ君とかは友達だって言ってくれたから。