極悪彼氏
【琥太郎】
連れ帰った夢羽がジタバタ暴れるもんだから望み通りシャワーを提供してやった。
さっきゲンジに言われた。
『本気で大事にしてぇならよく考えて行動しろよ』
意味はわかったつもり。
だけど夢羽は俺の。
この先、アイツは俺しか知らなくていい。
俺なりに大事にした結果、欲しくてたまんねぇ…。
「シャワー…浴びた…」
「待っとけ。俺も浴びて来る」
「あっ、うぅぅぅ~…」
「そういうのムリ。お前は今から俺に食われんの」
「わかってるもん…」
でもこれってどうなんだろうか。
食うためだけに連れてきたって、なんか微妙?
温めのシャワーを浴びて頭を冷やした。
こんなんじゃ今までとなんにもかわんねぇ。
気持ちは明らかに違うけど、やってることは一緒だ。
違うんだ。
夢羽は他の女と違う。
頭ではわかってんのに、カラダが夢羽を欲しがる。
こんなの初めてで、正直戸惑ってる。
連れ帰った夢羽がジタバタ暴れるもんだから望み通りシャワーを提供してやった。
さっきゲンジに言われた。
『本気で大事にしてぇならよく考えて行動しろよ』
意味はわかったつもり。
だけど夢羽は俺の。
この先、アイツは俺しか知らなくていい。
俺なりに大事にした結果、欲しくてたまんねぇ…。
「シャワー…浴びた…」
「待っとけ。俺も浴びて来る」
「あっ、うぅぅぅ~…」
「そういうのムリ。お前は今から俺に食われんの」
「わかってるもん…」
でもこれってどうなんだろうか。
食うためだけに連れてきたって、なんか微妙?
温めのシャワーを浴びて頭を冷やした。
こんなんじゃ今までとなんにもかわんねぇ。
気持ちは明らかに違うけど、やってることは一緒だ。
違うんだ。
夢羽は他の女と違う。
頭ではわかってんのに、カラダが夢羽を欲しがる。
こんなの初めてで、正直戸惑ってる。