極悪彼氏
それにしてもなんて顔してやがる…。
そのイジケた顔。
食っちまうぞコラ。
「夏休み、どっか行くか」
「えっ!?」
「デートしてぇんだろ?」
「今のってコタローが言ったの…?」
「やっぱやめる」
「ヤダ!!行く!!絶対行くっ!!」
キラキラの目は子猫。
想羽さんに似てるけど夢羽の方が愛らしい…。
実際あの人に睨まれたら怖かったもんな…。
跳び箱から降りて頭に手をやると見上げながら笑う。
俺、アホになったんじゃねぇか?
コイツ、カワイイ…。
殴られたであろう左頬を軽く撫でてから無意識にキスした。
「なに!?」
「チビ…」
「コタちんがデカいの」
「今日泊まれよ」
「なんで?」
「ヤったら寝んじゃねぇか」
「だって…」
最近ケンカばっかりだったし。
明日からテストだし。
「スパルタで勉強教えてやるよ」
そういうと夢羽の顔が青ざめた。
よし、泊まり決定。
そのイジケた顔。
食っちまうぞコラ。
「夏休み、どっか行くか」
「えっ!?」
「デートしてぇんだろ?」
「今のってコタローが言ったの…?」
「やっぱやめる」
「ヤダ!!行く!!絶対行くっ!!」
キラキラの目は子猫。
想羽さんに似てるけど夢羽の方が愛らしい…。
実際あの人に睨まれたら怖かったもんな…。
跳び箱から降りて頭に手をやると見上げながら笑う。
俺、アホになったんじゃねぇか?
コイツ、カワイイ…。
殴られたであろう左頬を軽く撫でてから無意識にキスした。
「なに!?」
「チビ…」
「コタちんがデカいの」
「今日泊まれよ」
「なんで?」
「ヤったら寝んじゃねぇか」
「だって…」
最近ケンカばっかりだったし。
明日からテストだし。
「スパルタで勉強教えてやるよ」
そういうと夢羽の顔が青ざめた。
よし、泊まり決定。