極悪彼氏
小さく見えたコタローがスルッと髪からシュシュを引き抜いた。
「ん?」
「長い」
「嫌い?」
「いや?」
「じゃあ好き?」
「あぁ」
「なら切らない」
「そうしろ…」
コタローの優しいキスが大好き…。
やっぱりコタローは小さくなんてなかった…。
「プールくせぇ…」
「コタローのために飛び込んだのに」
「自分のためだろ」
「コタローがあたしとどうしてもデートしたいからじゃん」
「シャワー浴びて来いよ」
「やらしいこと考えてる?」
「もちろん」
どうやったら逃げられるのかな…。
どう頑張っても逃げられないのかな…。
あたしもシャワーくらい浴びたかったんだけどさ。
「ひとりでいてもヒマでしょ?」
「寝てる」
そう言ってあたしのベッドに横になったコタローは本当に寝そうなので。
ゆっくりシャワーを浴びることにした。
寝たら当分起きないだろうし。
逃げられそうだ。
「ん?」
「長い」
「嫌い?」
「いや?」
「じゃあ好き?」
「あぁ」
「なら切らない」
「そうしろ…」
コタローの優しいキスが大好き…。
やっぱりコタローは小さくなんてなかった…。
「プールくせぇ…」
「コタローのために飛び込んだのに」
「自分のためだろ」
「コタローがあたしとどうしてもデートしたいからじゃん」
「シャワー浴びて来いよ」
「やらしいこと考えてる?」
「もちろん」
どうやったら逃げられるのかな…。
どう頑張っても逃げられないのかな…。
あたしもシャワーくらい浴びたかったんだけどさ。
「ひとりでいてもヒマでしょ?」
「寝てる」
そう言ってあたしのベッドに横になったコタローは本当に寝そうなので。
ゆっくりシャワーを浴びることにした。
寝たら当分起きないだろうし。
逃げられそうだ。