極悪彼氏
【琥太郎】
夢羽ってたまらなくカワイイと思う。
俺が夢羽を好きだからとかじゃなく、一般的に見たら絶対カワイイ。
俺の服をギュッと握り、潤んだ目で見上げて。
「もう…ムリ…。あたしっ…コレ以上イケない…」
間違った。
イケないじゃなく行けないだ。
夢羽が来たいと言ったお化け屋敷に1時間並んだ。
その結果がコレ。
まだ半分だろ。
「俺、走ろう…」
「ヤダ!!ごめんなさいっ!!なんでもしますから一緒にいてください…」
「今の忘れんなよ」
「こ、言葉のあや!!むしろウソっ!!夢羽ちゃんなんにもしな~い」
「あっそ。じゃあひとりで行けよ」
「ごめんなさい~!!コタロー様~!!頼むから一緒に行ってください…」
わかればいい。
お前は俺がいなきゃなにもできねぇヒヨッコだ。
せいぜい俺の下でもがけ。
「怖いよぉ~…」
ヒヨコに絡みつかれたままお化け屋敷を攻略した。
夢羽ってたまらなくカワイイと思う。
俺が夢羽を好きだからとかじゃなく、一般的に見たら絶対カワイイ。
俺の服をギュッと握り、潤んだ目で見上げて。
「もう…ムリ…。あたしっ…コレ以上イケない…」
間違った。
イケないじゃなく行けないだ。
夢羽が来たいと言ったお化け屋敷に1時間並んだ。
その結果がコレ。
まだ半分だろ。
「俺、走ろう…」
「ヤダ!!ごめんなさいっ!!なんでもしますから一緒にいてください…」
「今の忘れんなよ」
「こ、言葉のあや!!むしろウソっ!!夢羽ちゃんなんにもしな~い」
「あっそ。じゃあひとりで行けよ」
「ごめんなさい~!!コタロー様~!!頼むから一緒に行ってください…」
わかればいい。
お前は俺がいなきゃなにもできねぇヒヨッコだ。
せいぜい俺の下でもがけ。
「怖いよぉ~…」
ヒヨコに絡みつかれたままお化け屋敷を攻略した。