極悪彼氏
フカフカのベッドで眠った次の日、起きてキッチンに顔を出した。
「おはよう、夢羽ちゃん」
「おはようございます…」
「これ、うちではいつもの光景だから気にしないで」
「毎朝パパさんがご飯作ってるんですか!?」
「女性陣は朝が弱くてね~。リクなんて寝坊したら学校行かないし」
リクちゃんのパパだけが朝ご飯の準備をしてました。
手伝うために着替えて顔を洗ってまたキッチン。
「味噌とってくれる?」
「うちじゃお味噌汁なんて朝から出ない…」
「鈴原、飲んだ次の日って味噌汁飲みたがるんだよ」
「だからうちに即席味噌汁が常備されてるのか…」
「そういうこと」
知らなかったな…。
コタローは朝なんて絶対食べてないだろうし…。
あたしもいつかお嫁に行ったら朝からお味噌汁とか作るんだろうか…。
「ねぇ、リクって好きな子いるの?」
「知らないですよ」
「あのふたりのどっちか?」
「知りません」
「いい子達なんだけど父的に超微妙なんだよね~…」
だから知らないってば。
「おはよう、夢羽ちゃん」
「おはようございます…」
「これ、うちではいつもの光景だから気にしないで」
「毎朝パパさんがご飯作ってるんですか!?」
「女性陣は朝が弱くてね~。リクなんて寝坊したら学校行かないし」
リクちゃんのパパだけが朝ご飯の準備をしてました。
手伝うために着替えて顔を洗ってまたキッチン。
「味噌とってくれる?」
「うちじゃお味噌汁なんて朝から出ない…」
「鈴原、飲んだ次の日って味噌汁飲みたがるんだよ」
「だからうちに即席味噌汁が常備されてるのか…」
「そういうこと」
知らなかったな…。
コタローは朝なんて絶対食べてないだろうし…。
あたしもいつかお嫁に行ったら朝からお味噌汁とか作るんだろうか…。
「ねぇ、リクって好きな子いるの?」
「知らないですよ」
「あのふたりのどっちか?」
「知りません」
「いい子達なんだけど父的に超微妙なんだよね~…」
だから知らないってば。