極悪彼氏
テーブルの上の置き手紙をゴミ箱に入れ、夢羽とベッドルーム。



今からなにをするのかわかってる夢羽は珍しくおとなしい。



「いつもみてぇに抵抗しねぇのか?」

「うん、だって最後には食べられちゃうもん」

「たまにはお前から誘えよ」

「そんなヒマなくコタローが盛るんでしょ」

「言うようになったな、ヒヨコ」

「贅沢言うならお風呂に入りたいです」

「あぁ…そうか…。って、バカ?許すわけねぇだろ」



制服のボタンを外すとやっぱり顔が赤い。



いつまで経っても慣れねぇな…。



毎回初々しくていいんだけど。



カラダはかなり従順になってきて。



俺に反応するのがちゃんとわかる。



こうやって俺にしかダメになればいい。



他の男になにされたって何とも思わないくらい。



久しぶりのケンカで高揚してるカラダを夢羽にぶつける。



「京太郎さんは…?」

「深夜帰り」



って置き手紙に書いてあったし。



だからゆっくり食い尽くす。



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