極悪彼氏
そう信じて着いた元キャバクラの空き店舗。



あたしは後ろ手に縛られて別の部屋に入れられ、ひたすらコタローが心配。



20人くらいいたけど…コタローがひとりで来たらまたケガしちゃうんじゃないかな…。



しばらくするとツキさんと3年生がやってきた。



「助けてツキさん!!」

「うん、いいよ」

「マジ…?」

「ムーのせいで楽しみが身近くなっちゃったけど」

「あたしのせい?」

「腕解くよ」



えっ?



この3年生は味方なの?



「ツッキー、まだ小田切こねぇの?」

「二日酔いのコタちゃん、なかなか動かないから」

「そうか」

「ムー、ちょっと脱いで」



はぁ!?



超ヤダ!!



「ごめんね、君に恨みは全くないんだけど」

「あなた誰なの!?」

「ツッキーのパパのホストクラブのホスト~」

「そうだったんですか。よかっ…ギャァァァ!!」

「触んないって。カモフラだから」



ぬ、脱がされたぁ~!!




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