極悪彼氏
下着が見えない程度だけど恥ずかしすぎる!!



「もっと騒ぎなよ、ムー」

「なんて?」

「ヤられてる感じで」

「わかった!!やめて~!!触らないでぇ~!!」

「へったくそ…」



そんなこと言われたって!!



あたしは女優じゃありませんので!!



「キャァァァ!!」

「うん、いいね」

「でも意味あるの?」

「あるよ。こんな声聞いたらコタちゃんがキレるもん」



とにかく騒いだ。



騒ぎまくって10分、騒がしくなった外に耳を傾けてたら急に静かになった。



空いたドアから顔を出したのは前に会ったことのある三輪高の人。



「おっ、絶景じゃないの~。小田切キレそ~」

「タイちゃん、遅い」

「マジ二日酔いでキツいっつーの」

「で、片付いた?」

「おぉ、恥ずかしい姿の写真付きで」

「ムー、制服なおしていいよ」



制服を直してやっと解放されたとこにコタローがやってきた。



なにしてたんだよぉ!!



「なんかされたか?」

「茶髪メッシュに殴られた…」

「来い」



コタロ~!!



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