極悪彼氏
やってきたのはザ・日本のお家って感じの純和風。



すごく広くて池まである。



ちょっと豪邸過ぎるんだけど…。



「琥太郎か、久しぶりだな」

「あっ、夜の帝王」

「えっ?イケメン?」

「言ってねぇ」

「まぁ、あがってマグロ食え」

「マグロ!!」



初めてみたイズさんとツキさんのお父さん。



びっくりするほど美形…。



そして見た目が年齢不詳なほど若い。



「君は?」

「鈴原 夢羽です」

「琥太郎の彼女とか?」

「はい、今回の事件で被害に合ったのでマグロ食いに来ました」

「はははっ!!カワイイ彼女だね。ゆっくりして行きな」



悪そうには見えないんだけど。



和服だし。



女癖が悪いのか…。



「イズル、久しぶり」

「久しぶり…」

「ご苦労だったな」

「別にオヤジのためじゃないもん…」

「相変わらず素直じゃねぇな~」

「うるさい…」

「俺は出るから寿司食えよ~」

「言われなくても食べるから!!」



カワイイイズさんを見た気分…。



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