極悪彼氏
恥ずかしいって思うより、まず教えてくれなかったリクちゃん!!
信じられない!!
「知ってたなら剥がしてよぉ~…」
「だっておもしろいから」
「リクちゃん…」
あたしの友達はやっぱり変わり者…。
そんなリクちゃんも好きですけどね…。
「なにしてんの?」
「仕返し」
「それ、どうする気…?まさかとは思うけどあたしの背中に貼るとか言わないよね?」
「あ?」
コタローが真剣に書いたのは『小田切 琥太郎所有物により、触るな危険』と言うアホみたいな文章。
それをさっき着いてたテープであたしの背中に張り付けた。
「ふざけるなバカ」
「誰に向かって言ってんだバカ」
「バカコタ」
「バカはテメーだろ」
「コタローなんて嫌いだ」
「あっそ。今の言葉忘れんなよ」
へっ…?
マジで怒った?
それからコタローはあたしがなにを言っても冷たい目をするだけで口を開かなかった。
嫌いだなんてウソなのにぃ…。
信じられない!!
「知ってたなら剥がしてよぉ~…」
「だっておもしろいから」
「リクちゃん…」
あたしの友達はやっぱり変わり者…。
そんなリクちゃんも好きですけどね…。
「なにしてんの?」
「仕返し」
「それ、どうする気…?まさかとは思うけどあたしの背中に貼るとか言わないよね?」
「あ?」
コタローが真剣に書いたのは『小田切 琥太郎所有物により、触るな危険』と言うアホみたいな文章。
それをさっき着いてたテープであたしの背中に張り付けた。
「ふざけるなバカ」
「誰に向かって言ってんだバカ」
「バカコタ」
「バカはテメーだろ」
「コタローなんて嫌いだ」
「あっそ。今の言葉忘れんなよ」
へっ…?
マジで怒った?
それからコタローはあたしがなにを言っても冷たい目をするだけで口を開かなかった。
嫌いだなんてウソなのにぃ…。