極悪彼氏
【琥太郎】
何なのアイツ。
マジでなんなの。
「カワイイね、彼女」
「うるせぇよ」
「あの感じだとあたしのこと浮気相手とでも思ったのかな?」
「ふざけんなよ…」
「せっかく4年ぶりの再会なのになぁ~」
俺の実家の隣に住んでた幼なじみ。
桃子、通称モコ。
ガキの頃は一緒に遊んでた。
俺がグレて周りに人がいなくなった時もモコとゲンジはそばにいた。
親の都合でモコが引っ越したのが4年前。
こっちに戻ってきたって連絡がゲンジに来て、家を教えたら会いに来た。
ただそれだけ。
「制服大丈夫?」
「すぐ洗ったから落ちるだろ」
「ごめんね~…」
「相変わらずのトロさだな」
「ヒドいな~。これでもマシになったんだから」
来て早々、モコに出したコーヒーをぶっかけられた。
受け取る時にソファーにつまずいたんだけど。
それでコーヒー臭くてシャワーを浴びたってわけなのに。
勘違いしやがったな、夢羽…。
何なのアイツ。
マジでなんなの。
「カワイイね、彼女」
「うるせぇよ」
「あの感じだとあたしのこと浮気相手とでも思ったのかな?」
「ふざけんなよ…」
「せっかく4年ぶりの再会なのになぁ~」
俺の実家の隣に住んでた幼なじみ。
桃子、通称モコ。
ガキの頃は一緒に遊んでた。
俺がグレて周りに人がいなくなった時もモコとゲンジはそばにいた。
親の都合でモコが引っ越したのが4年前。
こっちに戻ってきたって連絡がゲンジに来て、家を教えたら会いに来た。
ただそれだけ。
「制服大丈夫?」
「すぐ洗ったから落ちるだろ」
「ごめんね~…」
「相変わらずのトロさだな」
「ヒドいな~。これでもマシになったんだから」
来て早々、モコに出したコーヒーをぶっかけられた。
受け取る時にソファーにつまずいたんだけど。
それでコーヒー臭くてシャワーを浴びたってわけなのに。
勘違いしやがったな、夢羽…。