極悪彼氏
執事とケーキ
【夢羽】
最近コタローが優しい。
恐ろしいくらい優しい。
「今日リクちゃんと遊んできていい?バーゲン今日までだったの」
「俺んち来るって言った」
「でも今日までなんだもん…。明日行くから!!ダメ…?」
「明日泊まるならな」
ほらね!?
今までならコタローんちに強制収容だったよ!?
なぜ怒らない…?
「最近なんかあった…?」
「別に」
「みんな見てるからこの腕離してくれる?」
「ん」
簡単に解放!!
やっぱり…変では?
「どこ行くの!?」
「便所」
ひとりで教室を出てったコタローを不思議に思う。
それはみんな感じてることらしい。
こんなときに頼れるのは彼だけ。
「ゲンさん、コタちん頭でも打ったかな…」
「なんだろうな。落ち着いてるよな…」
「ゲンさんもわかんないの?」
「わかんねぇ。何もねぇって言うし…」
困った!!
コタロー翻訳機のゲンさんですらわからない!!
最近コタローが優しい。
恐ろしいくらい優しい。
「今日リクちゃんと遊んできていい?バーゲン今日までだったの」
「俺んち来るって言った」
「でも今日までなんだもん…。明日行くから!!ダメ…?」
「明日泊まるならな」
ほらね!?
今までならコタローんちに強制収容だったよ!?
なぜ怒らない…?
「最近なんかあった…?」
「別に」
「みんな見てるからこの腕離してくれる?」
「ん」
簡単に解放!!
やっぱり…変では?
「どこ行くの!?」
「便所」
ひとりで教室を出てったコタローを不思議に思う。
それはみんな感じてることらしい。
こんなときに頼れるのは彼だけ。
「ゲンさん、コタちん頭でも打ったかな…」
「なんだろうな。落ち着いてるよな…」
「ゲンさんもわかんないの?」
「わかんねぇ。何もねぇって言うし…」
困った!!
コタロー翻訳機のゲンさんですらわからない!!