極悪彼氏
玄関を出て、戦いに向かった。
俺との戦い。
夢羽のため、子供のため。
俺は強くなって戻ってくるから。
「コタ、何泣いてんだよ」
「間違って…ねぇよな?」
「お前の選んだ道だろ?俺は信じてるよ」
「ゲンジっ…夢羽のこと…」
「わかってる。支えてやればいいんだろ?それと、若干の殺虫効果もプラスしといてやる」
「マジ…頭いてぇ…」
ひとりでいれなくて、ゲンジの家に泊まった。
酒のせいか、涙が止まらなくて頭が痛くなるほど泣いた。
もっと触ってくりゃあよかった。
夢羽と、そのガキに。
「写メ撮っとこう」
「やめろ、イズ…」
「だってもうこんなコタちゃん見れないじゃん!!」
イズルにマジで写メを撮られ、ツキトはなぜかガキの名前を考えだした。
俺が付けるんじゃない。
夢羽がつけてやるんだ。
「俺も子ども欲しいなぁ~」
「ツキトは相手からだろ」
「女嫌いだもん」
夢羽を支えてくれるコイツらのためにも…期待は裏切らない。
俺との戦い。
夢羽のため、子供のため。
俺は強くなって戻ってくるから。
「コタ、何泣いてんだよ」
「間違って…ねぇよな?」
「お前の選んだ道だろ?俺は信じてるよ」
「ゲンジっ…夢羽のこと…」
「わかってる。支えてやればいいんだろ?それと、若干の殺虫効果もプラスしといてやる」
「マジ…頭いてぇ…」
ひとりでいれなくて、ゲンジの家に泊まった。
酒のせいか、涙が止まらなくて頭が痛くなるほど泣いた。
もっと触ってくりゃあよかった。
夢羽と、そのガキに。
「写メ撮っとこう」
「やめろ、イズ…」
「だってもうこんなコタちゃん見れないじゃん!!」
イズルにマジで写メを撮られ、ツキトはなぜかガキの名前を考えだした。
俺が付けるんじゃない。
夢羽がつけてやるんだ。
「俺も子ども欲しいなぁ~」
「ツキトは相手からだろ」
「女嫌いだもん」
夢羽を支えてくれるコイツらのためにも…期待は裏切らない。