極悪彼氏
手紙と男同士
【夢羽】
わからないことばっかりの毎日。
3歳になった我が子。
「ママ、保育所行く」
「少しは寂しがれ!!」
「学校だからって、先生が言う」
現実主義者に育った我が子。
昔から思ってた。
あたしが男の子を産んだら、大好きだったお兄ちゃんから名前をもらいたいって。
それをパパに言ったら、産まれた日、おじいちゃんになったパパは孫に名前をくれた。
「おはよう、想君ママ」
「おはようございま~す!!」
「今日も元気だね、あたし歳だから疲れが抜けなくて…」
「何言ってるんですか~、まだまだ若いくせに。あたしの方が若いけどね」
「憎たらしいけど真実…」
コタローとの間にできた男の子。
夏の朝に産まれた長男、想太郎(ソウタロウ)。
あたしの宝物。
命に代えても守りたい、唯一の存在。
「3年生って、まさか大学までは行かないよね?」
「行きませんよ。就活中だもん」
「そっか、ならもうすぐ卒業だね」
よく話す保育所のママ友ができた。
わからないことばっかりの毎日。
3歳になった我が子。
「ママ、保育所行く」
「少しは寂しがれ!!」
「学校だからって、先生が言う」
現実主義者に育った我が子。
昔から思ってた。
あたしが男の子を産んだら、大好きだったお兄ちゃんから名前をもらいたいって。
それをパパに言ったら、産まれた日、おじいちゃんになったパパは孫に名前をくれた。
「おはよう、想君ママ」
「おはようございま~す!!」
「今日も元気だね、あたし歳だから疲れが抜けなくて…」
「何言ってるんですか~、まだまだ若いくせに。あたしの方が若いけどね」
「憎たらしいけど真実…」
コタローとの間にできた男の子。
夏の朝に産まれた長男、想太郎(ソウタロウ)。
あたしの宝物。
命に代えても守りたい、唯一の存在。
「3年生って、まさか大学までは行かないよね?」
「行きませんよ。就活中だもん」
「そっか、ならもうすぐ卒業だね」
よく話す保育所のママ友ができた。