極悪彼氏
気になったけどなぜか聞けず、目に留まった大きなバッグが気になった。



「コレ何?」

「着替えだから開けないでよ!?」

「泊まんのか」

「ゲンさんが泊まる準備しろって」



夜にコイツがずっといたら…。



俺は寝れんのか?



それは起きられるのか?



一気に不安におそわれたとこでハンバーグが焼けた。



焼くだけのハンバーグ、市販のソース。



レトルトのスープに惣菜のサラダ。



久しぶりのメシって感じがした。



「生じゃないよね!?」

「知らねぇ」

「気にしなよ」



腹がいっぱいになって、わずかに襲う睡魔。



こんな時間から眠いなんて、相当睡眠不足なのか…。



風呂に入りに行った夢羽を待ってる間に何度も寝そうになった。



「来い」



風呂上がりの夢羽の腕を引っ張ってベッドルーム。



瞬きしまくってる夢羽をベッドに投げた。



「一緒に…寝るつもり…?」



何言ってんだ、コイツ。



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