極悪彼氏
夢だっていいんだ。
久しぶりに会えたのに。
もっと言うことねぇのかよ。
『あんまりふざけたことすると呪ってやるからな』
『死んだヤツは黙っとけ』
『言ってくれんね』
『想羽さん、俺も連れてけよ。そっちに』
『バカかテメーは。生まれ変わって会いに行ってやるよ。だから絶対くんじゃねぇぞ?マジで呪っちゃうよ~?』
いつものふざけた顔。
やっぱり俺はあんたといたい。
手を伸ばして掴もうとした。
届かねぇよ、想羽さん…。
「待てよっ!!」
「コタロー!?大丈夫!?」
「あ…?夢…かよ…」
「急に大声出すから起きちゃったじゃん…」
気がつけば朝。
何年ぶりに朝まで寝れたんだろう…。
「コタローのせいで眠れなかったんだからね~…。もう少し寝るから」
「起きろよ。8時じゃねぇか」
「自分ばっかりグーグー寝ちゃって!!あたしが寝不足だから!!」
夢羽に怒られた。
手が届かなかった想羽さん。
だけど…気分がいい朝。
久しぶりに会えたのに。
もっと言うことねぇのかよ。
『あんまりふざけたことすると呪ってやるからな』
『死んだヤツは黙っとけ』
『言ってくれんね』
『想羽さん、俺も連れてけよ。そっちに』
『バカかテメーは。生まれ変わって会いに行ってやるよ。だから絶対くんじゃねぇぞ?マジで呪っちゃうよ~?』
いつものふざけた顔。
やっぱり俺はあんたといたい。
手を伸ばして掴もうとした。
届かねぇよ、想羽さん…。
「待てよっ!!」
「コタロー!?大丈夫!?」
「あ…?夢…かよ…」
「急に大声出すから起きちゃったじゃん…」
気がつけば朝。
何年ぶりに朝まで寝れたんだろう…。
「コタローのせいで眠れなかったんだからね~…。もう少し寝るから」
「起きろよ。8時じゃねぇか」
「自分ばっかりグーグー寝ちゃって!!あたしが寝不足だから!!」
夢羽に怒られた。
手が届かなかった想羽さん。
だけど…気分がいい朝。