傷口に舌を



琉がいたのは、アクセサリーコーナー。


「これとか似合いそうだね。」


琉が指差したのは、可愛いお花のネックレス。


「そう?」


琉がそんなこと言ってくれたのが、なんだかこそばゆい。


「うん。ほら、似合う。」



< 29 / 36 >

この作品をシェア

pagetop