Sweet bitter
「や……ちが………」
あたしは小さく首を振る。
すると彼はフッと笑い、あたしに体を密着させる。
「嘘付くなよ…ほら、力抜いて……」
「あ、んっ…」
一度抜かれた彼自身が、再びあたしの中に沈み込む。
ギシギシと軋むベッド。
あたしは耐えきれなくなり、シーツを掴んだ。
彼が奥を突く度、あたしの口から快楽に溺れた悲鳴が上がる。
ピッタリとくっついた、汗ばんだお互いの肌が官能的で
あたしは枕に顔を埋めながら中で律動する彼を感じていた。