【番外編】鬼に愛された女【白雲編】


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「……いつでも来いよ」

鞘から刀を抜いて俺はそう言った


麗美は鼻で笑うと、見下した目で俺を睨みつけてきた


「なめてくれるじゃないの」


麗美も刀を抜く


そして躊躇いもなく俺に斬りかかる


……真っ直ぐ切りかかると見せて、右から来るな

俺はこいつの心を覗いた

俺が鬼になってから出来るようになったことだ



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