【番外編】鬼に愛された女【白雲編】


なぜ妖怪に追われているのかはあまり覚えていない


俺は恐怖のあまり、泣きながら逃げていた


『どこに行くのだ?逃げられると思っているのか?』


不気味な声が俺の耳に伝わる


「く、来るなっ」


全力で走る


そして、どうにか逃げ切ったらしく、安心して息を整える


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