【番外編】鬼に愛された女【白雲編】


「うるさい。早くついて来い」


男を鬼神院へと連れて行こうとすれば、ひどく反抗された


だが、すぐに大人しくなり、こちらに視線を感じる


「なんだ?」


「……お前、変わった奴だな」


「何がだ」


「だってお前の髪、白銀色だ」


「……そうだな」


白銀色の髪


鬼になり、村人を殺したときに髪の色が変わってしまった



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