【番外編】鬼に愛された女【白雲編】


そして追放された後は、母親の弟の屋敷に寄生して暮らしていたそうだ


「魁が元気にしていて安心した。あの時は叔父がすまなかった」


「……気にしてない」


とは言ってみたが、今でも根に持ってるがな


「私、ここにはねんに一、二度しか来られない。その日に……あんたに、会えてよかった」


顔を赤らめて言う南


理解できない




< 58 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop