【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


挨拶をすませると、頭領が俺たち兄妹をまじまじと見てきた


「立派な子だね」


優しく微笑み、真っ黒の瞳で俺たちをみた後に、父上に話しかけた


「これなら息子も喜ぶかもしれないな」


「左様ですか?ありがとうございます」


父上が頭を下げる



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