【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


頭領が顎をかいて俺たちにこう言ってきた


「息子はこの屋敷のどこかにいるはずだ。探してやってくれないか?あいつは神出鬼没だからな」

「……はい。では、失礼します」


俺は深く頭をさげて、静かに立ち、近江をつれて部屋を出て行った



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