【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


刀がないことに気づいた俺は、刀を取り戻すために手を伸ばした


が、再び池に落とされてしまった


―――不覚だ


「くくっ。お前おもしろいな」


口に手をあてて笑い出す

「ハハハッ。お前気に入った」


突然刀を俺の前に突き出してきた


「掴まれ」


「……いらない」


刀をどけて自力であがる

さすがの鋼でも、怒りが溢れ出す



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