【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


「帰るか……」


廊下で一息ついていた鋼は、自分の屋敷に戻る支度をしようと、部屋に戻ろうとすれば、丁度神威様も廊下にいた


「神威様」


「嫌か……。断るなんてな。残念だよ」


腹を抱えて笑う神威様


あまり残念そうには聞こえない


むしろ、喜んでいるように見える



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