【番外編】鬼に愛された女【鋼編】


屋敷につくと、妹の近江が出迎えてくれた


妹は人の年で言うと5歳

「お兄様、お帰りなさい!」


嬉しそうに俺の元まで駆け寄る


「……ただいま」


屋敷にあがり、汗を流すために湯浴みでもしようと考えていると、近江が俺の足にしがみついてきた


「遊ぼう!」


「……近江、今から俺は湯浴みを」


「いや!今から遊ぶの」

「近江、今からは無理だが、あとで沢山遊んでやるから……」


「本当に?」


< 4 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop