【番外編】鬼に愛された女【鋼編】
屋敷につくと、妹の近江が出迎えてくれた
妹は人の年で言うと5歳
「お兄様、お帰りなさい!」
嬉しそうに俺の元まで駆け寄る
「……ただいま」
屋敷にあがり、汗を流すために湯浴みでもしようと考えていると、近江が俺の足にしがみついてきた
「遊ぼう!」
「……近江、今から俺は湯浴みを」
「いや!今から遊ぶの」
「近江、今からは無理だが、あとで沢山遊んでやるから……」
「本当に?」