【番外編】鬼に愛された女【鋼編】
決意
+--+--+--+--+--+--+--+
百鬼家に住み着いて、早三日になる
近江は要領がいいため、すぐに女房たちと溶け込み、楽しそうだった
俺は近江と逆で、他人と話すことが大の苦手だった
そのせいで周りから、無愛想な男と思われている
だから、俺はあまり親しい者は出来なかった
唯一、他人と話せるのが頭領の神威様だった